火山の多い日本で暮らす我々にとって、火山の噴火を正しく理解して、ふだんは火山と共生しつつ万一の噴火に際しては災害を出来る限り回避できる知識を持つことが大切です。このため、小・中・高校の理科の教科書では少なからぬ頁が火山についての学習に割かれています。しかし、大多数の教員は経験したことのない火山噴火を教えるのに苦労されているのが現状のようです。
そこで当機構では、火山の専門家である宇井忠英専務理事(北海道大学名誉教授・元日本火山学会会長)の案内で、教科書にも掲載されている海外の火山地域を訪れて現場で火山の地形や噴出物を見学し、火山との共生や災害の実態を学ぶことができる海外火山研修コースを実施しております。ハワイ島キラウエア火山、米国西岸のセントへレンズ火山、ニュージーランドのタウポ火山帯の3コースそれぞれ1週間程度の日程を次の通り設定しました。
参加希望者は20名以下のグループを作り希望コースを選んでから、大よその実施希望時期もお考えの上、当機構事務局にご相談下さい。案内者の旅行経費は参加グループでご負担下さい。謝金は不要です。参加者には案内者が作成した見学コースのガイドブックを贈呈します。
※事前の問い合わせは hokkaido@npo-cemi.com までお寄せ下さい。 |